人が仲良くなるためのサンリオ

サンリオはキャラクターの会社ではなく、人と人が仲良くなるための会社。

※以下、ファンのどうでもいい書きなぐりのブログですので、一般の方が読んで、きもく思われても、責任が取れませんので、予めご了承ください。

サンリオ創業者のいちごの王さまは、戦争経験者で、山梨で爆撃にあい、何も悪くない人が怪我したり亡くなったりしていく様子を目の当たりにして、戦争をなくしたいと思い、戦争をなくすためには人と人とが仲良くならなければいけない、人が仲良くなるためには小さい贈り物を気軽に渡せるようになると良い、小さい贈り物と言えばかわいいものがついていた方が良いと考えたと聞きます。で、いちごグッズが最初のグッズだったか、そこから水森あどちゃんに頼んだり、キティちゃんが生まれたり、マイメロが生まれたりと、サンリオグッズが登場します。グリーティングカードを扱っているのも、その流れですね、きっと。

そして、キティちゃんには口がないのは、道に石が落ちているときに、口で「石があるよ」と教えるのではなく、行動で助けるためだったか。

サンリオの昔のアニメや、ピューロランドのお芝居にも、このサンリオの企業理念が色濃く反映されています。ピューロで上演中の「KAWAII KABUKI」でも、キティちゃん桃太郎がばつ丸鬼を退治しますが、勝っても「敵味方なく皆の勝利じゃ」とキティちゃんは言います。鬼と敵対するのではなく鬼を仲間にして、「愛のリボンで結ばれたこころ 二度とほどけないように みんなで繋いでゆく 未来への宝物」とうたいます。

企業理念をきちんと打ち立てて、社員にもそれを理解してもらい、企業の商品・サービス企画時にも企業理念をきちんと意識する。ビジネスの世界で良く言われる話ですが、なかなか世に名だたる大企業でも、難しいと言えば難しい。それが、サンリオだと、人が仲良くなるための会社で、Small Gift, Big Smileというのが、社員はもちろんのこと、ファンにまで浸透しているように思います。私も今ビジネススキームを再構築していて、自分には組織作りができないので、仕組化を頑張ろうとしているところです。どういう仕事に注力していくか考えていく際に、創業理念を思い出し、考えているところですが、なかなか難しい。サンリオのようにここまで企業理念が浸透しているというのは、かなりレアな事例ではないかなとも思います。

最近、特にサンリオの企業理念を感じたのは、ポムポムプリンの「ポムポムビート」とシナモロールの「キミのこと、だいだいすきだもん☆」 。

このところ、戦争が起きて、でも別に何も自分にはできないしと思っていましたが、ポムポムビートを聞いていたら、こういうかわいさには戦争を止める力すらあるのではないかと思いました。かわいさで脱力し戦いにならないことを狙いたいところです。現実的にそれが難しくても、一人一人の心の中で、本当につらくて悔しくて一生許せず、憎しみうらみつらみでいっぱいになったとしても、誰かを憎んで恨んでという生き方ではなく、ポムポムビートを聞いて、朗らかに生きよう、そういう心持が戦争をなくしていくことにもつながっていくのでは、と言う風に思い、サンリオの企業理念を、ポムポムビートの「ぽむがつぽむにちぽむようび」を聞きながら感じました。

シナモロールの「キミのこと、だいだいすきだもん☆」 。私、これまで何百回もシナモンの顔も声もいっぱい見て聞いてきましたが、特にそんなにシナモンのファンというわけではなかったのです。シナモンカフェに行ったり、なんならシナモンのお洋服すら持っていてなんなんだという話ですが、もちろんかわいいとは思ってましたけど、そこまで大ファンというわけではなかったのですが、今さらながら「キミのこと、だいだいすきだもん☆」を見て、心が本当に掴まれてしまい、シナモンのかわいさにもうぐっと来てしまいました。シナモンってこんなにも魅力的な素敵な子だったんだなあと。本当にかわいいです。今さらですがシナモンにはまりそうです。

なぜいまさらなのか、いろいろ考えてみましたが、私は少しまぬけなキャラクターが好きで、ポケモンならミズゴロウとか、抜け感のあるキャラクターが好きです。シナモンは今まではおっとりふわふわかわいい系だと思っていたのですが、「キミのこと、だいだいすきだもん☆」だと、抜け感があって、そこがちょっとプリン風というか、あのかわいいお顔と声にこの抜け感は完璧だなと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA